児童書が原作の映画を見たり、原作の児童書を読むことは、子どもが読書をするきっかけとなります。
おこサポでは、子どもが読書習慣をつけるための取り組みとして、“読書みくじ” というものを使っています。その読書みくじの中で推薦されている、映画化されている児童書についてご紹介します。
読書みくじとは?
まずは、読書みくじがどのようなものかご紹介します。
おこサポが開発した読書みくじとは?

画像のようなおみくじから、子どもが一つ選びます。
子どもが選んだおみくじには,「本の題名」・「著者」・「(大吉、小吉などの)おみくじの内容」の三つが書いてあります。
おみくじを一枚選ぶことで、一冊本を推薦されるという形式です。
面白い本、人気な本を厳選しておこサポスタッフがご案内しているため、楽んで読むことができる内容の小説を手に取ることができます。
なお、読了後には簡単に感想文を書いたり、おこサポのサポーターと感想を話し合ったりすることで、自分の考えを言語化する力を養います。
おみくじの内容
一般的なおみくじに登場する「吉」「小吉」「大吉」などに加えて、
・「超吉」 最高!今後30日はよいことだらけ!
・「凶の反対の反対の反対」良いのか悪いのか、さてさて…
・「ちょっぴり大吉」来週、三ついいことがありそう!
・「小吉のち大吉」 だんだん運が良くなりそう!
などもオリジナルのおみくじとして加えてあります。
このようにバリエーション豊かな内容をご用意しており、おみくじとしても楽しんでご使用いただけます。
最初は読書に興味のない子どもでも、おみくじに興味を持つことで“読書みくじ”をひきたくなり、それをきっかけとして読書に親しんでもらいやすくなります。
”読書みくじ”で推薦する児童書が原作の映画
休日に家族で鑑賞したり、原作を読んでみることで、読書に親しむきっかけとなります。
映画「アナ雪の女王」 原作「雪の女王」/アンデルセン
主題歌は社会現象にもなり、映画の挿入歌は名曲揃いでとても見応えがあります。
映画「風たちぬ」 原作「風立ちぬ」/堀辰雄
実在の人物である堀越二郎をモデルにその半生を描いた作品です。
堀 辰雄氏の原作を元にしつつ、映画では宮崎駿監督オリジナルのストーリーも盛り込まれており、原作・映画ともに必見の作品です。
映画ではヒロインとの恋愛要素も盛り込まれており、そこも見どころです。
映画「チャーリーとチョコレート工場」 原作「チョコレート工場の秘密」/ロアルド・ダール
世界中で大人気のウィリー・ウォンカのチョコレート工場の見学をすることになった主人公 チャーリー・バケットの冒険を描いた作品です。不思議で楽しい工場が、見る人をワクワクさせます。
映画「ドクター・ドリトル」 原作ドリトル先生シリーズ/ヒュー・ジョン・ロフティング
動物と話ができるというドリトル先生を描いた作品です。噂を聞いた動物たちがドリトル先生の元へ押し寄せてきて、大騒動に。
日本でも、世界でも大人気のシリーズです。
まとめ
映画を見てから原作を読んでも、原作を読んでから映画を見ても、どちらも違った楽しみ方ができます。子どもの読書や、春休みの家族団欒のきっかけになれば幸いです。
おこサポで利用する”読書みくじ”では、今回紹介した以外にも、さまざまな図書を推薦しています。ぜひご利用くださいませ。