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読書が苦手な子どもにおすすめ!親子で楽しく書ける読書感想文

春休みシーズンとなりました。長期休みでは、読書感想文の宿題が出ることがよくあります。苦手意識を持つ子どもが多い読書感想文ですが、楽しみながら取り組むためのコツについて、今回はご紹介します。

読書感想文を楽しく書く3つのコツ

とっつきづらく感じてしまいがちな読書感想文ですが、工夫をすることで楽しく取り組むことができます。そのためのコツを三つご紹介します。

親子で会話をしながら取り組む

一つ目のコツは、親子で会話をしながら取り組むことです。

本を読むところから書き終わるところまで、子どもが一人でやり切ろうと思うと、途中で飽きてしまったり集中力が続かないことがあります。また、本読んだ感想を親子で話している内に、印象的だった点、面白かった点、登場人物に共感した点などが言語化され、考えがまとまっていくので、実際に感想文を書く時の助けにもなります。

子どもの不思議がつまった本を選ぶ

二つ目のコツは、子どもの不思議がつまった本を選ぶことです。

読書感想文を書くとき、本を選ぶのが難しいと感じる人は多いです。その時には、「子どもの不思議がつまった本」を選ぶのがおすすめです。そのような本は感想文が書きやすい傾向にあるので、何を書いたらいいかわからないという状況を避けることができます。

楽しい本、興味があるというだけの本では、感想文を書くときに”面白かった”という感想しか出てこないことがあり、そうすると発展性がなく書くのが難しくなってしまいます。
なので、なぜこうなったんだろう?というような不思議さや考えさせられる展開がある本を選ぶと良いでしょう。

3部構成で書く

三つ目のコツは、3部構成を意識して書くということです。

内容を考えるときに、3部構成でそれぞれ内容を決めてから書き始めることでとても書きやすくなります。

3部構成は、はじめ・なか・おわり の構成になるように意識して書きましょう。”はじめ”の部分では物語の要約、”なか”の部分では読んで不思議に思ったこと、”おわり”ではまとめを書くのがおすすめです。どのような内容にするか決めにくい読書感想文ですが、この三つのポイントを抑えながら書くことでまとまりのある内容になります。

メモをとりながら読むポイント

読書感想文を書くときに、原稿用紙に書く前に内容をメモしてから書き始める人が多いと思います。

その時のメモの取り方のコツや、取り組み方についてご紹介します。

親が子どもに質問をしてメモしてもらう

メモを取ってみてと子どもにいきなり言っても難しい場合が多いです。何を書けばいいのかわからず、書けないという状況になってしまいます。

なので、どのようなことをメモするか、親が質問形式で聞き、子どもにメモを取ってもらいましょう。
具体的な質問としては、
・「一番感動したところはどの場面?」
・「読み始める前の気持ちと読んだ後の気持ちは何が違う?」
・「不思議に思ったのはどの場面?」
・「作者が伝えたかったのは何だと思う?」
などがあります。

読書感想文を書くのに役立ちそうな内容の質問をして、それをメモしてもらうことで、内容がまとまっていきます。

メモを下書きにする

内容が決まったら、構成にそって内容を決めていきます。

3部構成のうちのはじめ、なか、おわりのそれぞれにどのような内容を書くか、簡単にまとめていきます。
親が質問してメモを取った中から、読書感想文に書きたい内容を抜き出し、順番を決めます。大体の骨組みをまず決めて原稿用紙ではないメモに下書きとして書いておくことで、その下書きを見ながら書き進めていけるのでとても書きやすくなります。

まとめ

読書感想文のコツについてご紹介しました。

作業が多い読書感想文ですが、何より楽しんで本を読むことが大切です。感想を親子で話し合ったり、感想文を書くことで、思い出に残る一冊となります。読書感想文を読み直せば、本を読んだ時の感情や感動を思い出すこともできるからです。

ぜひ、楽しんで取り組んでみてください。

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