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中学受験におすすめの読書本5選

中学受験において、日頃から読書をしているかどうかは非常に重要です。読書の習慣がある子どもは、語彙力や読解力が育ち、国語の入試に役立ちます。また集中力や読むスピードが向上するため、国語以外の全ての教科でも役立ちます。

とはいえ、いざ読書をしようと思っても、何を読めばいいかわからない人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、中学受験におすすめの物語を5冊ご紹介します。

『天のシーソー』安東みきえ

天のシーソー
小学校五年の女の子ミオの、六つの連作短編の物語です。
この中の一つが2019年麻布中学入試 国語で題材となりました。

【内容・出版社より】
小学五年生のミオと妹ヒナコの毎日は、小さな驚きに満ちている。
目かくし道で連れて行かれる別世界、町に住むマチンバとの攻防、
転校してきた少年が抱えるほろ苦い秘密……
不安と幸福、不思議と現実が隣り合わせるあわいの中で、少女たちはゆっくりと成長してゆく。
一篇一篇が抱きしめたくなるような切なさとユーモアに満ちた珠玉の連作短編集。【解説/梨木香歩】


なにげない日常の中での子どもたちの不安や心の痛みを捉えた名作です。

『DIVE!!』森絵都

DIVE
多数の賞を受賞する森絵都による作品は、毎年のように中学受験で出題されています。
中でもおすすめなのが「DIVE!」です。
こちらは、アニメ化・ドラマ化もされ、小学館児童出版文化賞を受賞したこの作品は、森絵都の代表作といえます。

【あらすじ】
水泳の飛込み競技を題材とした青春物語。
主人公たちの通うクラブは赤字経営。新しく赴任してきた新コーチの提案したクラブの存続条件はまさかのオリンピック出場。
オリンピック出場を目指した練習が始まります。


文庫で上下巻となっており、読み応えのある作品です。

『キャプテンはつらいぜ』後藤竜二

キャプテンはつらいぜ
ロングセラー「キャプテンシリーズ」の第一作がご紹介する『キャプテンはつらいぜ』です。

筑波大学附属駒場中学校 (2003年)、慶應義塾湘南藤沢中等部 (2007年)、八千代松陰中学校 (2012年)など、多数の学校がこのシリーズから出題をしています。


【あらすじ】
町内会の少年野球チーム「ブラック=キャット」は解散の危機。
6年生や、エースの吉野くんは辞めると言い出してしまう。主人公・キャプテンの勇は、不良になってしまった同級生の秀治をピッチャーにスカウトする。チーム存続をかけた大奮闘の物語。

『少年たちの夏』横山充男

少年たちの夏
大人になった主人公の回想として語られる、小学6年生の夏の思い出の物語です。

【内容・Amazon 商品説明より】
時は1964年、場所は高知、四万十川のほとり。小学校最後の夏休みに、なにか大きなことをしてやろうと、「ぼく」とまもると圭造は四万十川をいかだで海まで下ることにした。いろいろぶつかりあってようやく仲良くなった3人だったけれど、別れの季節は意外と近くまで来ていた。
ゆたかな自然と人情ある大人たち、そしてまっすぐに心をぶつけあえる友だちと過ごしたきらめくような少年の日の思い出が、叙情豊かに語られる。30年以上の歳月を経て再会する3人の心に今も鮮やかに刻まれた「あの日」。心が、そして目頭が熱くなる。

いかだでの大冒険とそれぞれの旅立ちと別れという2つの流れのなかに、少年時代のさまざまなできごとが織り込まれている。淡い初恋、ワルとのぶつかりあい、かわったおまじない。その中で沈んだり浮かんだり、じんときたりぐっときたりする、少年の日の心の動きが手に取るように描かれている。とぼけた味の挿絵も心憎い。

大人の登場人物もそれぞれ味があるが、とりわけ肩の力のぬけた自然体で子どもの心の動きをちゃんと見ていてくれる先生が名脇役。またいつも物語の中心をゆったりと流れる四万十川の描写に心洗われる。(翁 ゆり )

『青いいのちの詩』折原みと

青いいのちの詩
作者の折原みとは、少女漫画や児童書を手がける人気作家です。
中でも、今回おすすめする『青いいのちの詩』は、少年の力強い成長を描いた名作小説です。

【あらすじ・出版社内容情報】
不登校児となった勇は環境のまったくちがう小笠原に預けられます。しぶしぶ行った小笠原でしたが、勇がそこで体験したのは・・・!!


不登校となった主人公が成長していく様子に胸を打たれる作品です。読んだ人は物語の舞台となる小笠原へ憧れる人も少なくないそうです。

まとめ

中学受験対策では読書は欠かせません。
楽しみながら読書を習慣化していくことで、継続して読解力や集中力を養っていきましょう。

今回おすすめした本以外にもおこサポではたくさんのおすすめの本を推薦しています。
詳しくは以下のサイトも合わせてご覧ください。

休日に子どもと一緒に読書が楽しめる児童書が原作の映画

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