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子どもの本物の主体性を育てる3つの大切なこと

子育てをする中で、どのようにしたら子どもが自主的に勉強や宿題、学校の準備に取り組むようになるのかと悩む声は多く聞かれます。

口うるさく「勉強しなさい」「宿題しなさい」「片付けなさい」と言ってしまうものの、それで良いのかと不安になってしまいます。親がガミガミ言わずとも子どもが自分で自分を律して行動するような主体性を育てるにはどうしたら良いのでしょうか。

今回は自主性を育てるために大切なこと3つをご紹介します。

内的動機と外的動機 どちらを育てるか?

行動の元には、「〜したい」「〜したくない」という動機があります。本人がから湧き出る“気持ち”である動機があって行動へとつながっていきます。

動機には、内的な動機と外的動機の二つがあります。

内的動機とは本人が自分の中から「〜したい」「〜しよう」と思って行動するような動機です。この内的動機がある子どもに育つことで、やりたくないなと思ったときでも、自分をコントロールし自分を律して勉強や宿題などのやるべきことに取り組めるようになります。

一方、外的動機とは、「できたらご褒美やお小遣いをあげる」「できなかったら怒る」などのように他人から賞や罰を与えられることでやる気を出して行動するという動機です。外的な動機は長続きせず、
・褒めてもらえないとやらない。
・いい点数が取れないから、やる気が起きない。
・認めてもらえないならやらない。
というように、外的な動機に頼ってしまうと、次第にやる気が低下してしまうのです。

自分自身で判断し、自分の意思で物事に取り組んでいく自分を律する力と主体性を育てていくことが重要です。
では、どのようにして内的動機を高め、主体性を育てていけば良いでしょうか?

主体性を育てるために大切なこと

①「親が問題を取り上げない」

例えば、忘れ物を子ども自身が気をつけられるようになるためには、子ども自身が「忘れ物はしたくない!もう懲り懲りだ!」と思うようにならなければなりません。ですが、親は子どもを心配し、子どもが自分で気付くべきことや乗り越えるべき問題を先回りして解決してあげようとしてしまいます。そこに問題があります。なんでも親がやってあげていると、子どもの主体性は育ちません。

ですが、子どもがやってはいけないこと・危険なことをしているときには止めなければなりませんよね。ですから、子どもを見守りつつ、子どもの問題を親が取り上げないように気をつける、その距離感が大切なのです。

②「他人からの評価にとらわれない」

二つ目は、「他人からの評価にとらわれない」です。
現代社会では、様々な価値観が存在し、多様化してきています。その中で、親や先生は何を教えるか取捨選択しなければならず、情報に振り回されてしまいがちです。

しかし、子どもの主体性を育てるために根本的に共通して大切なのは“正しいやり方で、練習を重ねること”です。
様々な情報で溢れる現代ですが、“子どもの内的な動機を育みたい”という芯となる考えがあれば、情報に惑わされることなく子どもとコミュニケーションをとることができます。

他人からの情報や評価にとらわれず、自ら選びとる姿勢でいることが大切です。
また、子どもにも、他人からの情報や評価に惑わされず、幸せを掴み取る主体性やセルフコントロール力を身につけるよう、伝えていきたいですね。

③「親子間での信頼感を育てる」

三つ目は「親子間での信頼感を育てる」です。
子どもが自らを律し主体的に動けるようになるためには、「自分は親から信頼されている」と心から感じられる環境を整えなければなりません。親からの信頼や、自分自身の自由や権利を感じられてこそ、自らを律して主体的に行動し、親からの信頼に答えられる自分になろうという気持ちが湧いてきます。

信頼関係を育てるためには時間がかかります。ですが、地道に努力をすれば、子どもの主体性は必ず育ちます。将来を想定して親子間での信頼関係を気付き、環境を整えましょう。

まとめ

今回は、子どもの本物の主体性を育てるために大切なことをご紹介しました。
子どもが自ら考え、行動を起こせるようになることで、主体的に生きる力を身につけられます。
自分で判断し、歩んでいけるような主体性を育てていけると良いですね。

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