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低学年の子どもにおすすめする読解力を鍛える本とドリル、カルタ

日本の子どもたちの読解力が危ない

本の子どもの読解力が低下してきているのをご存知ですか?

OECD(経済協力開発機構)は、2000年から3年ごとに学習到達度調査(PISA)を行っています。PISAとは、15歳の子どもを対象に、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーをテストするものです。 

2015年の調査では、日本の子どもの読解力の平均得点は516点
2018年の調査では、日本の子どもの読解力の平均得点は504点
と、低下してきていることがわかりました。

参加国の順位で見てみると、2015年の調査では8位、2018年の調査では15位とこちらも低下しています。

読解力は国語だけでなく、全ての教科に影響します。また、勉強だけでなく、子どもの将来においても読解力の有無は非常に重要になります。
では、どのように読解力を鍛えていけば良いでしょうか。

読解力を鍛えるには、読書に加えて、多方面からアプローチしていくと効果的です。
その方法を三つ、ご紹介いたします。

低学年の子どもの読解力を鍛える3つのアプローチ

低学年の子どもにおすすめの、読解力の育て方を三つご紹介します。

推理から鍛える読解力

おはなし推理ドリル
一つ目におすすめの方法は、昔話から推理するという方法です。

昔話を題材に推理をすることで、昔話をよく読み考えるため、楽しみながら読解力を育てていくことができます。


おすすめの教材は二つあります。
一つ目は、「NHK昔話法廷」です。これはNHKが制作する、なじみ深い昔話の登場人物を裁く法廷ドラマです。ドラマの中で判決は出ないのが特徴です。視聴した後に友人や親と議論をすることで多角的なものの見方や読解力が育ちます。

もう一つは、「おはなし推理ドリル 歴史事件ファイル 小学4~6年」です。これは学研から出版されているドリルで、歴史の知識をもとに物語のナゾを解いて,文章読解の練習をするというものです。文章中の根拠を探すことで、楽しみながら論理的な思考力や読解力を育てます。

語彙を広げ、読解力につなげる

かるた
二つ目の方法は、語彙力を育てるという方法です。語彙力の多さは読解力に直結するほど大切です。

語彙力を育てるのに良い方法は、”ことばカルタ”を使うことです。四字熟語やことわざのカルタを遊ぶことで、自然と語彙が身についていきます。
中でもおすすめなのが、「齋藤孝の声に出しておぼえる 四字熟語かるた」です。

読みふだの文は四字熟語の意味を分かりやすく表現しており、取りふだの裏面には四字熟語の意味や類義語、使い方を掲載しています。語彙力や漢字を遊びながら楽しく学ぶことができます。

論理で読み解き、読解力を養う

論理エンジン
三つ目の方法は論理的に考える力を伸ばすという方法です。

そのためにおすすめなのが、水王舎が出版、出口 汪 著の「論理エンジン」です。
小学生向けから大学入試対策用まで、対象年齢ごとに幅広く出版されている教材です。偏差値が30以上上がるなど、多数のメディアで大きく報道され、話題となりました。

全国200校以上の私立中学・高校が正式に授業で採用しています。独自のメソッドを使いセンス・感覚で読むのではなく、論理的に文章を読むことを提唱しています。論理的な思考力、読解力を育てることができます。

まとめ

読解力を養うためにおすすめの方法を三つご紹介しました。

読書はもちろん、ご紹介した方法を組み合わせることでより効果的に読解力を養うことができます。低学年のうちから読解力を培っていくことで、高学年になったときや中学・高校に入った時にスムーズに有利に勉強を進めることができます。

ぜひ、お試しください。

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