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伸びる子どもに育つ 国語、算数、理科、社会

子どもの国語を伸ばすために家庭でできる学習とは

子どもの国語のつまずきは漢字学習にあった

子どもの国語力を伸ばすにはどのような取り組みをすればよいでしょうか。
毎日、子どもに本の読み聞かせをすることといった回答を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。
もちろん、子どもの国語の力を伸ばす基本には、読書が前提にあります。

しかし、小学校に入学したばかりの子どもの国語力に関しては、子どもの漢字力が大きく左右します。
幼児から小学校にあがった子どもは、絵本の世界から活字の世界へと学びの場の扉を開いていきます。
この時期の子どもにとって、活字の世界は、慣れない文字の羅列です。

子どもは、慣れない文字の壁を一つひとつ乗りこえながら、文章を読み進めていきます。
その中で、子どもは読めない漢字に行き当たり、困難を感じてしまうことがあります。

子どもの国語におけるつまずきは、意外にも漢字にあるのです。
子どもは、漢字が読めないという原因で文章を読み進めることができなくなってしまうのです。
結果、その子どもは本文を理解していない、読解力がないとなってしまうのです。

国語が苦手とされる子どもの多くの最初のつまずきは、まさに知らない漢字にあるのです。
また、その後子どもが中学年、高学年になった際も、やはり、国語が苦手という子どもは、
「ことば」がわからないことに、原因をかかえています。

子どもの国語力を伸ばす一歩として、まず漢字の学習に取り組んでみてください。
小学1年生で子どもが習う漢字は合計で約80字程度になります。
毎日、コツコツ取り組んでいくことで、小学校の授業の先取りは十分できるでしょう。
子どもが小学校6年間で習う漢字は、トータルでも1,000字程度になります。

子どもと一緒に一字ずつ、覚えた漢字の数を確認し、増えるごとに楽しんでみてください。
漢字の知識が増える楽しみが、文章をスムーズに読むという楽しさにつながっていくはずです。
これが、子どもの国語力を伸ばす一歩となります。

子どもが伸びる漢字の学習の仕方

子どもにとって、漢字は未知の活字の世界を明るく照らすものであることがわかりました。
しかし、小さな子どもにとって、初めての漢字を何十個と覚えることは、至難の業です。
暗記が苦手、漢字が苦手という子どもの多くが、実は初歩の漢字学習がうまく進められていません。

漢字を覚えるには、子どもがまず一つひとつの漢字の成り立ちついて、考えていく必要があります。
子どもは、漢字の成り立ちを、象形文字をたどることで知ることができます。
子どもと一緒に象形文字をなぞったり、描きながら練習すると、子どもは楽しくたくさん覚えることができます。
まだ小学校低学年の子どもは、集中力が備わっていません。
子どもの漢字練習は、短時間で集中して行いましょう。
5分で3つ覚えたらテスト、など子どもと小さな目標を掲げて行うと短期集中で行うことができます。

具体的な量は、子どもが1年生時は、まだ習う漢字が少ないため、集中的に1学期のうちにできるだけ多く覚えると良いでしょう。
子どもが無理をしない範囲で、可能ならば1学期ですべて覚えてしまうと、後が楽になります。
2学期、3学期は、子どもは1学期に覚えた漢字の復習をします。
復習の時間を長くとることで、子どもにできたことを褒める機会も増えるでしょう。
また子どもは、できたという達成感から、予習をするメリットを知ります。
子どもに予習復習の利点を体験させ、2学期以降も早め早めに取り組みます。
子どもが2学期には、2年生の1、2学期の漢字を覚えます。
子どもが3学期になったら2年生の3学期までの漢字を覚える目安で進むことができればかなり理想的です。
ただし、子どもの伸びはそれぞれですので、無理をしないことが最大の注意点です。
早めに漢字学習をすることで、子どもの読解を楽にすることが目的であることを忘れてはいけません。

子どもの算数を伸ばすために家庭でできる学習とは

子どもの計算力が算数の基礎を支える

子どもの算数力を伸ばす第一歩は、実は計算練習にあります。
特に小学1年生の子どもが習う計算は、子どもが後の学年で繰り返し出てくるものではありません。
子どもが小学1年生、2年生、3年生の間で習う計算は、その時限りだとして大切にしてください。
例えば、歴史は子どもが中学生、高校生になっても繰り返し出題されます。
しかし、子どもの現学年でしか習わないのにかかわらず、子どもが学年を経るに従い、習得したものとして、新しいものが上乗せされます。
文章題は、子どもが学年を追うにしたがって、徐々に力をつけていくことができます。
しかし、文章題をクリアするための基礎である子どもの計算力は、その場限りで習得していかなければならないのです。

子どもが小学校1、2年生の間は、計算力を身に着けることに注意を払うことが大切です。

子どもの計算は一生もの

前の項では、子どもが小学1、2年生時の計算練習の大切さについてご紹介しました。
子どもの計算力は、言うまでもなく一生にわたり通じる力です。

子どもが小学1年生で習う「くりあがり、くりさがり」について考えてみましょう。
子どもが1年生で習うものですが、実は大人でもきちんと理解していない人が意外と多いようです。
日常の計算のなかで、戸惑い間違いやすい計算は、実は子どもが1年生で習うくりあがり、くりさがりにあります。

子どもが1年生で習う計算は、一生ついてまわるものとして大切に練習しましょう。

子どもと一緒に楽しめる計算の学習教材

子どもが1年生では「くりあがり、くりさがり」、
子どもが2年生では「九九」をきちんとマスターすることが大切です。
理想的としては、子どもが1年生までに「くりあがり、くりさがり」を身につけ、
子どもが2年生の夏休みまでに九九を暗記するとよいでしょう。
ただし、国語と同様に子どもに無理のない範囲で行うのが大切です。

子どもに無理をさせず、楽しく力を伸ばす教材についてご紹介します。
子どもの計算力をつけるには、百マス計算がおすすめです。
子どもと一緒にゲーム感覚で楽しく学習することができるので、おすすめです。

子どもの理科・社会を伸ばす学習の仕方

子どもの社会は学習範囲に注目して

家庭で子どもの社会の力を伸ばすには、ニュースなどで日頃から関心を高めることはもちろん大切です。
しかし、実は大切なのが、子どもが学校で繰り返し習う学習範囲に注目することです。

子どもが小学校低学では、「わたしたちのまち」「わたしたちのくらし」などで、地元についての調べ学習を行います。
子どもが高学年になれば歴史の勉強などで暗記が必要になりますが、低学年では習いません。
ところが、社会の力として子どもに判定されていくのは、一般的な地理、歴史になります。

もちろん、子どもが身の回りのことを知り、興味を持ち、好奇心を養うことは大切です。
子どもの身の回りへの興味関心が後の社会の勉強につながります。

家庭での学習としてできることとして、子どもの好奇心をサポートしつつ、
その子どもの関心を地理、歴史へと導いていくことが大切になります。

子どもの理科は身近な観察実験から

子どもが小学校低学年時は、植物を観察したり、池の魚を観察する体験が大切です。
子どもの観察を理科への関心につなげるために、家庭では簡単な実験的なことを試していくのがおすすめです。
実験とまではいかなくとも、生物の不思議について子どもと会話をしてみるのもよいでしょう。

子どもの理科を伸ばすには、身近な不思議への好奇心を育てることが一歩です。

具体的な子どもの学習については、子どもの理科の読みを支える漢字学習、
数値として子どもの理解を支える計算学習が主となります。

家庭での学習として、子どもの漢字、計算を基礎に、理科の好奇心を育てるのが
子どもが小学校低学年での理科を伸ばすことにつながります。

まとめ

国語、算数、理科、社会のそれぞれについて、低学年の子どもの伸ばし方についてご紹介してきました。

・国語は漢字の先取り学習
・算数は計算力の徹底
・社会、理科では知的好奇心を育てる

といった内容でした。

子どもの学習に必要な基礎を低学年のうちからきちんと身につけることで、今後の学習もより効率的に進めることができます。

ぜひ、参考にしてみてください。

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