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小学校入学準備編 賢い子供に育つ本の読み聞かせ

低学年の子どもには本の読み聞かせから

子どもの読書習慣の効果は、その後の成長に大きな影響をもたらします。地頭の良い子どもが育つ読書習慣として以下のアンケートをもとにご紹介します。

2015年に「大学生意識調査」では、「子どものころ、親にしてもらって感謝している教育・学習とは?」という質問が、東大生100人に投げかけられました。果たしてその結果は、子ども頃の「本の読み聞かせ」が一位となりました。子どもの頃の読み聞かせが、地頭の良い子に育つ秘訣がそこにあります。現役東大生100人のうち40人ももが、子どもの頃の本の読み聞かせと答えた理由はどこにあるのでしょうか。



回答のコメントとしては、

・子どもの頃に色々な本を読み聞かせしてもらったことで多くの世界観を知って、想像力が豊かになった。





・子どもの頃は、自分と親の両方で選んだ本で読み聞かせをしてもらいました。絵本から図鑑に至るまで、子どもの頃に様々な本に触れる体験ができました。その結果、子ども時代から

興味関心の幅を広げることにつながったと思います。



・子ども時代の本の読み聞かせは、

親子の時間としてとても楽しかった。

その子どもの頃の経験が、読書を楽しいものと考えるにいたったと思います。



・子どもの頃は母が、わたしの理解度や年齢に合わせて本を選んで読み聞かせてくれました。そして、子どもに分かりやすいように、説明したり、例をあげてくれました。子どもの時の本の読み聞かせで聞いた話は、子ども時代はもちろん、現在においても考え方や生き方のヒントになっています。



・子ども時代の早い時期から、本の読み聞かせを通して、言葉の世界の豊かさを知ることができました。



・子どもの頃に、本の読み聞かせをしてもらい、子どもなりに疑問に思ったことを深めていくことで、子ども時代に学ぶことの大切さを知ることができました。



このように、子どもの頃の本の読み聞かせは、子どもに読書を楽しいものだという体験をもたらします。そこから、子どもは知的な好奇心を刺激され、様々な物事に興味関心を抱くようになります。子どもは、知的探求を続けるなかで、学習を深め、学びの魅力を知ります。こうして、地頭の良い子どもが育つのです。

本の読み聞かせは、子どもが小学校低学年の頃に行うことがは特に大切です。また幼児期の子どもの絵本から、読書につながる活字のつまった本への移行として大切なことです。小学校低学年向けの本の読み聞かせは、まだ子どもが一人では読むのが難しい本を読んで聞かせることになります。それは、絵本から、活字の本へという、子どもの読書に対するハードルを超えさせることにつながります。

 それでは、小学校低学年の子どもが、絵本の世界から活字の読書へ移行し、読書を楽しむためには、どのような本を選んたら良いのでしょうか。

子どもが活字の読書を楽しむための本の選び方

ここでは、進学塾VAMOS代表の富永雄輔さんの著書、『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』に触れながらご紹介していきます。著書によると、東大生の多くは子どものころから大変な読書家・学習家であると語っています。

また著書の中では、子どもと一緒に書店へ足を運ぶことの大切さが語られています。

”本屋さんに連れていったら、子どもを学習面でも自由にしてみましょう。そして、子どもが選んできた本は、名作と呼ばれるものでなくても(親から見たらくだらないと思う本でも)、ぜひ買ってあげてください。(中略)子どもは興味があるテーマなら、単純に読むことを楽しめます。その本の中で得た何かが、子どもをまた別の分野への興味や関心につながることもあるでしょう。それがやがて、子どもが何かを学びたいという意欲、つまり勉強・学習への意欲につながっていくのです。”



親はつい自分の好きな本や、名作とされる本がを勧めてしまいがちです。しかし、残念ながら、それらが子どもの好きな本やジャンルであるとは限りません。子どもの本選びには、ぜひ温かい目で見守ってあげてください。子どもが自分で選ぶことで、子どもが本に興味を持つことができるようになります。

一般的に地頭が良いとされる東大生は、子どもの頃によく本屋へ足を運び、子どもの現在の視点で興味を抱いた本を自由に手に取り、選ぶという体験を積み重ねてきたのです。



本の読み聞かせが賢い子育てにつながる

今までご紹介した通り、読み聞かせを行うことで、子供の言語の力、問題行動の減少、親のストレス軽減というように多くの効果を得ることができます。

小学校入学準備として、幼児期に本の読み聞かせを行ってみてはいかがでしょうか。

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