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中学受験における勉強時間と合格率について(東京)

中学受験における勉強時間と合格率について

中学受験を考えるご家庭では、受験に向けての悩みが尽きません。

特に、どのくらい勉強をすれば良いのかわからず不安だという声は多く聞かれます。

今回のブログでは、そのような疑問にお答えします。

中学受験の有無による勉強時間の差

小学生の子どもの勉強時間は1日あたり「学年✖️10分」を確保すると良いと言われています。小学4年生なら40分、小学5年生なら50分…といったものです。しかし、これは中学受験をしない場合です。中学受験を考えている場合、この勉強時間では足りないと考えられます。
では、中学受験を成功させるためには、どのように勉強時間や1日の学習計画を立てていけば良いでしょうか。

中学受験に合格した子どもの勉強時間

栄光ゼミナールが実施したアンケートによると、志望中学に合格した小学生が受験学年(6年生)で平日に行なっていた勉強時間は5時間以上という回答が最も多くなっていました。(https://www.eikoh.co.jp/chugakujuken/column/c1043/ より)

また、志望校別にみてみると、公立中高一貫校に合格した子どもよりも私国立中学校に合格した子どもの方が、勉強時間が長いという傾向があることもわかりました。私国立中学の方が、各学校の問題に独自性があるため、その対策に時間がかかることが大きな要因として挙げられるようです。
このアンケートを参考に、小学6年生の子どもには、平日には5時間以上の勉強時間を確保すると良いでしょう。

勉強時間の決め方

先ほど、小学6年生の平日の勉強時間は5時間以上とご紹介しました。では、小学6年生の休日や、小学4・5年生の平日・休日の勉強時間はどのくらいに設定すれば良いでしょうか。
休日にはまとまった時間がとりやすく、たくさん勉強してほしいですよね。
それを踏まえると以下のようになります。
小学4・5年生は平日には2~3時間、休日にはあ4〜5時間確保すると良いでしょう。
小学6年生は平日には5時間、休日には8時間以上勉強するのが良いでしょう。
小学6年生で受験が近づいてきたらさらに増やしても良いかもしれません。
とはいえ、いきなり毎日長時間勉強することはできません。ですから、できるだけ早いうちから勉強の習慣をつけることや、長時間集中して勉強できるようにしていくことが大切です。
まずは毎日の学習を習慣にすることから始めましょう。勉強をする時間を決めておくとスムーズに取り組むことができます。

学習を進める上での注意点

学習時間を確保しようとする中で、気をつけるべきなのは、「睡眠時間を削らないようにすること」です。学校や習い事など、忙しい毎日の中で勉強時間を確保することは思いの外難しいことがあります。
そのような時、つい睡眠時間を削って勉強に回してしまいます。しかし、これはよくありません。
睡眠時間が短くなってしまうと、集中力が低下してしまいます。そうすると、どれだけ長い時間勉強しても身に付かなかったり、ミスが増えてしまったりなど、勉強の効率が下がってしまいます。
ほかにも、睡眠時間が短くなると体調を崩してしまうことや、成長期の小学生の発育に良くないというデメリットもあります。
睡眠は心身の健康を保つために必要なものですので、できるだけ毎日規則正しい生活をし、睡眠時間をしっかり確保することが大切です。

まとめ

中学受験を考える子どもの勉強時間についてご紹介しました。
勉強時間を確保することは大切ですが、ダラダラと長く勉強すれば良いというものではありません。メリハリをつけて効率よく勉強することで、モチベーションを保ちながら勉強を継続することができます。
日々の過ごし方を工夫してみましょう。

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