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中学受験 子どものケアレスミスをなくす3つの方法

中学受験で多発する子どものケアレスミス

わかっていたのに間違えてしまった、うっかりしていた、勘違いしていた... このようなケアレスミスにより、点数が思うように伸びない経験というは誰しもがしたことがあると思います。中学受験においても、ケアレスミスへの対策は欠かせません。

中学受験に向けて対策する子どもたちにも、ケアレスミスは多発しています。テスト中に気をつけようと思っても、見直しをしても、なかなか減らないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなケアレスミスをなくすための方法を三つご紹介します。

ケアレスミスをなくす方法1(実践例)

最初にご紹介するのは、勉強中に自分の間違えやすい箇所を把握して覚え直すという方法です。

画像をご覧ください。
左から、設問の正解・間違えた内容・ミスの原因となっています。
例えば、左上の部分では、正解の「福沢諭吉」の漢字の隣に、間違えてしまった「諭」の字が書いてあります。さらにその横には(1)と書いてありますが、これはミスした原因を示しています。ちなみに、(1)は漢字ミスを表しています。
原因の欄の近くに赤文字で正の字が書いてありますが、これは、間違えた原因を集計したものです。

間違えた問題に対して、このように正解・ミス・原因を書き出すことで、なぜ間違えたのかを洗い出すことができます。理解が足りないところや、うろ覚えになっていたところを、きちんと覚えなおすきっかけとなります。

そして、間違えた原因を集計することでミスの傾向を知ることができます。漢字のミスが多いのか、問題文の読み間違いが多いのか、計算ミスが多いのか、など、ミスの傾向を知ることで問題を解くときに気をつけたり、重点的に対策したりすることができます。

ケアレスミスをなくす方法2(王道)

次にご紹介するのは、テスト中に行える王道のケアレスミス対策です。
「指差しと小声出し」、「ライン引き」の2つをご紹介します。

「指差しと小声だし」は問題文や計算式を書き写すときに使います。問題を計算用紙に書き写すときや、計算が終わった答えを解答用紙に書き写すときにミスが起きやすいです。ですので、このように書き写す際に、書き写したい文字を指で指しながら、その文字を小声で呟きながら書き写すようにします。そして、書き写し終わったら、再度指差しをしながら小声でつぶやき、チェックするようにしましょう。書き写しによるミスを防ぐことができます。

もう一つの「ライン引き」は問題文を読むときに使います。問題文で重要と思った箇所にラインを引いておき、解き終わったらラインと見比べるという方法です。
設問の条件となる部分や、解答の形式が書かれている部分にラインを引くと良いでしょう。解いたら、そのラインを引いた箇所と見比べ、確認できたら「☑︎」や「○」などの印をつけることで、見直しにも役立ちます。

ケアレスミスをなくす方法3(入試テクニック)

最後にご紹介するのは、入試テクニックとして使える対策方法です。
「設問条件の書き出し」と「積極法と消去法」についてご紹介します。

「設問条件の書き出し」とは、問題文の重要な条件を解答欄の近くにメモしておくという方法です。問題文が長くなり、条件が複雑になると解いている間に忘れてしまうことがよくあります問題文を読んでいるときに、重要な条件が出てきたらそのタイミングで解答欄の近くに簡潔にメモをするようにします。そして、解答欄に記入するときにそのメモを確認して条件に合っているかを確認し、さらに問題文をもう一度読み直してからメモを消すようにします。問題文の見落としや勘違いを防ぐことができます。

「積極法と消去法」とは、正解の選択肢を選ぶ積極法と、間違った選択肢を選ぶ消去法を合わせて使って解く方法です。例えば、正しい選択肢を選ぶという問題では、正しい選択肢を見つけたらすぐに解答したくなりますが、すぐに解答せず、消去法でもう一度考えてみてから解答するようにします。このようにすることで、全ての選択肢に目を通して見直しをすることができるので、思いこみやうっかりミスを防ぐことができます。

まとめ

ケアレスミスを防ぐための方法についてご紹介しました。
試験本番では緊張もあり、いつにも増してケアレスミスが出やすくなってしまいます。日頃の勉強や模試からケアレスミスの対策を行うことで、本番の入試のときにもケアレスミスを防ぐことができます。
ぜひ、対策を初めてみてください。

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